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ローカルプロレス団体選手の移籍までの在籍期間についての考察

コラム  

たこ焼きマシン(ローカルプロレス探求家)です。

ローカルプロレスラー図鑑+2016』より

岩本煌史が今年の1月、スポルティーバエンターテイメントから全日本プロレスへ移籍しました。愛知(名古屋)の団体から、東京の団体へ移籍した前例としては入江茂弘や彰人(ともにDDTプロレスリング)や、杉浦透(プロレスリングFREEDOMS)などが挙げられます。

愛知県以外の団体でも同じように、東京の団体へ移籍・入団した選手は少なくありません。そこで、ローカル団体から東京の団体へ移籍したおもな選手と、デビューから移籍までの期間をデビュー日順にまとめました。

退団/移籍はリング上で退団を発表した日や、入団先団体の公式リリースに準じています。正確な日付が不明の選手は月のみを記載しています。

▼小峠篤司(大阪 → ノア)
デビュー:2005年4月29日 大阪・デルフィンアリーナ vs 兜王ビートル
退団/移籍:2012年5月1日
在籍期間:約7年

▼原田大輔(大阪 → ノア)
デビュー:2006年8月5日 大阪・デルフィンアリーナ vs 小峠篤司
退団/移籍:2013年5月2日
在籍期間:約6年8ヶ月

▼ゼウス(大阪プロレス → 全日本)
デビュー:2006年11月11日 大阪・デルフィンアリーナ vs 小峠篤司
退団/移籍:2015年9月1日
在籍期間:約8年9ヶ月
※2009年2月~2010年4月はボクサーとして活動のため、実質7年9ヶ月

▼拳王(みちのく → ノア)
デビュー:2008年3月2日 徳島・徳島市立体育館 vs アレクサンダー大塚
退団/移籍:2015年3月28日
在籍期間:約7年

▼入江茂弘(チームでら → DDT)
デビュー:2008年4月30日 東京・新木場1stRING vs 高西翔太
退団/移籍:2013年1月25日(所属団体での最終試合)
在籍期間:約4年8ヶ月

でら名古屋プロレス旗揚げ戦より

▼杉浦透(DEP → FREEDOMS)
デビュー:2009年9月20日 愛知・刈谷市産業振興センターあいおいホール(観戦記)
退団/移籍:2012年5月6日
在籍期間:約2年8ヶ月

▼彰人(スポルティーバ → DDT)
デビュー:2009年11月23日 愛知・Zepp Nagoya vs 大谷晋二郎(観戦記)
退団/移籍:2013年5月25日(所属団体での最終試合)
在籍期間:約3年6ヶ月

▼岩本煌史(スポルティーバ → 全日本)
デビュー:2012年11月4日 愛知・Zepp Nagoya vs 石田慎也(観戦記)
退団/移籍:2015年12月31日(所属団体での最終試合)
在籍期間:約4年2ヶ月

服部健太(新潟プロレス → 花鳥風月)
デビュー:2012年11月25日 新潟・コモプラザ vs コシ☆ヒカ~ル
退団/移籍:2013年11月(退団は8月)
デビューから移籍までの期間:約11ヶ月

所属団体の主催興行数・ペースと、在籍期間は反比例の関係にある傾向が見られます。

ローカルプロレスラー図鑑2017』より

特にデビュー団体での在籍期間が短いのは服部健太(現:花鳥風月)です。デビューから退団まで1年ほどと短期で退団し、上京して花鳥風月へ入団しています。新潟プロレスは2013年の興行は4つと少なく(イベントなどでの試合はのぞく)、より試合機会を求めての退団・移籍だと予想されます。花鳥風月は関連ブランドも含め、現在月に1~2度大会を開催し、服部は他団参戦もしていますので、移籍により試合数が格段に増えています。

次にデビューから退団までの期間が短いのは杉浦透(現:FREEDOMS)です。当時の所属団体・DEPの主催興行はそれほど多くありませんが、デビュー後すぐスポルティーバやチームでらなど愛知県下の団体にレギュラー参戦するようになり、多くの出場経験を得ている点が服部との違いです。ただし、2010年7月から2011年5月まで、ヒザの負傷で欠場しているため、実質期間は1年10ヶ月ほどです。

入江や彰人はデビュー後、スポルティーバアリーナで一週間に2試合以上のペースで試合に出場し、かつ他団体にも参戦するようになり、出場経験に恵まれています。同様に、常設会場のデルフィンアリーナで試合数に恵まれた小峠や原田は退団までの期間が長くなっています。

拳王は2014年初頭からノアにレギュラー参戦するようになり、翌2015年3月に正式移籍しています。入江や彰人、岩本も同様に最初は所属のまま拠点を東京へ移して活動後、機を見はからって正式に退団・移籍する、というのがローカル団体でデビューした選手に多く見られます。

ちなみにただ一度だけ、小峠篤司 原田大輔 vs 入江茂弘 彰人のカードが2010年11月23日の大阪プロレス・名古屋大会で実現しています。さらにそのひとつ前の試合では当時タイガースマスクだった丸山敦(現:フリー)が高井憲吾を激しくイジり倒しています。

観戦記:
11/23 大阪プロレス 「大阪プロレス in 名古屋」 テレピアホール

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ローカルプロレスラー図鑑+2016』より

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