ローカルプロレス探求家のたこ焼きマシンです。
ラ・ピート(道頓堀プロレス)の必殺技のひとつ
特急DDTを紹介します。
まず相手をファイヤーマンズキャリーで担ぎます。
続いて軽くヒザを伸ばし、相手の体を
宙に浮かせます。
そこで頭を下げて相手の体の下をくぐりながら
体の向きを変え相手の頭を抱えてDDTでマットに
突き刺します。
類似する技にブロック・レスナーのF5(バーディクト)が
ありますが、相手の体を振らずに下から押し上げるだけ
なので、比較的重い相手でもかけやすいことが利点です。
DDTの名前が付いていますが、近年は相手の頭を抱え込まず
左手で後頭部や首スジを押さえ込んでフェースクラッシャーに
近い形で放つことが多く見られます。
先に記したように、相手の体の下をくぐりつつ頭を抱え込む
のは高く相手を突き上げなければならず、さらに相手から
ボディプレスで返されるリスクがあります。
ですが、この改良により左手て頭を押さえながら
右手で相手の腰や太モモなども押さえられるように
なったため、より確実に相手を叩きつけられる
ようになりました。
同じ名前の技であっても、使い続けることにより
改良され発展していくことがあり、その違いに気づくと
さらに楽しめるのでプロレスは見続けると得をする
ジャンルだと思います。
観戦記
4/30 道頓堀プロレス 「桜咲シリーズ2016 最終戦」 大阪・世界館
6:WDW選手権試合
ラ・ピート(王者) vs TORU(挑戦者)
解説写真で技をかけているラ・ピートも、かけられている
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