ローカルプロレス探求家のたこ焼きマシンです。
今日は政宗(フリーランス)の蜻蛉切(とんぼきり)を紹介します。
技の元ネタはPWGやTNAなどで活動するトレバー・リーの使う
スタンディングムーンサルトフォールアウェイスラムです。
2016年8月現在来日し、DDTに出場しているマイク・ベイリーも
使用している技です。
走り込んできた相手を横抱えにし、その場飛びで後方回転しつつ
体を浴びせて押さえ込む技です。
技の名前だが 剣先に止まったトンボが真っ二つに斬れたと言われるほど 斬れ味鋭かった 本多忠勝の愛槍の名前から拝借
"蜻蛉切"
に決定ちなみに この技 PWGのトレバー・リー選手が使っていて それを自分なりにアレンジしたのだ pic.twitter.com/mlv6qxvCIv
— 政宗 MASAMUNE (@masamune_1113) 2014年10月1日
では政宗はどのように”自分なりにアレンジ”したのでしょうか?
原型のスタンディングムーンサルトフォールアウェイスラムは
相手の股下と頭(首)を抱え込んでいますが、政宗の場合は
自らの頭を相手の左脇下に入れ、相手の腰を抱えつつ
右腕は相手の右脇下を抱え込んでいます。
別角度からの写真です。
オリジナルの横抱え式の場合、相手の体より自身の頭が
上になります。そのため、持ち上げて回転するためには
より高くそして速く回転しなければ、技を放つ選手が
後頭部をマットに打ちつけることになります。
政宗はその欠点を、自らの頭を相手の脇下に入れ、
かつ相手の胴体に腕を巻き付ける持ち方にして
回転に要する物理的な距離を短くし、かつ確実に
相手に自身の体を浴びせられるよう非常に合理的な
アレンジを施しています。
技名の蜻蛉切
槍先にぶつかった蜻蛉が真っ二つになったと言われる本多忠勝の愛槍からなのだが
とんぼをきる=宙返り バク宙って事もかけているのだ
※どうでも良いが(笑)ちなみに本家のトレバーリー選手のは芸術点 満点
オレの蜻蛉切の芸術点は………オレは実用性で
— 政宗 MASAMUNE (@masamune_1113) 2016年8月11日
政宗は道頓堀プロレスなど西日本を中心に活動していますが
VKF東京大会や花鳥風月、プロレスリングBASARAなど関東圏の
大会にも参戦しているため、機会があればぜひ見てほしい選手です。
観戦記
7/3 プロレスリングBASARA 「伐折羅・拾伍~人間五十年~」 愛知・名古屋千種文化小劇場ちくさ座
5:木高イサミ 政宗 vs トランザム★ヒロシ 石田慎也
政宗も収録している『ローカルプロレスラー図鑑+2016』は
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