ローカルプロレス探求家のたこ焼きマシンです。
『ローカルプロレスラー図鑑+2016』より
岩本煌史が2016年をもってスポルティーバエンターテイメントを
退団し、全日本プロレスへ移籍しました。
ローカル団体からいわゆるメジャー団体へ入団した選手は少なく
ありませんが、退団しある程度のフリー期間を経てからの入団が
基本でした。
その中で岩本はフリー期間を経ず「移籍」しており、
全日本プロレスの歴史の中でも極めて珍しいパターンです。
また、岩本は名古屋のみならずローカルプロレス団体としては
極めて珍しい、新人同士でデビュー戦をおこなっています。
その相手が石田慎也です。
『ローカルプロレスラー図鑑+2016』より
最初は新人同士のアンダーカードに過ぎませんでしたが、
ふたりの成長にともない、名古屋の黄金カードになりました。
次にいつ見られるかは分かりませんが、その時に備えて
今までの戦跡を振り返ってみます。タイトルに全対戦成績と
ありますが、イベントなど非公式での試合は含まれません。
今回は両者がデビューした、2012年のプレイバックです。
第1戦
11月4日 スポルティーバ 「愛プロレス博2012~その向こうへ~」 Zepp Nagoya
×岩本煌史(8分2秒抱え込み式逆エビ固め)石田慎也○
第2戦
11月21日 スポルティーバ 「水曜カレープロレス(仮)」 Sportiva Arena
×岩本煌史(10分14秒エビ固め)石田慎也○
※逆エビ固めを引き込んで
第3戦
11月24日 スポルティーバ 「土プロDX」 Sportiva Arena
○岩本煌史(8分44秒 腕ひしぎ十字固め)石田慎也×
第4戦
12月7日 スポルティーバ 「金プロ」 Sportiva Arena
×岩本煌史(9分58秒 抱え込み式逆エビ固め)○石田慎也
第5戦
12月19日 スポルティーバ 「水曜カレープロレス(仮)」 Sportiva Arena
○岩本煌史(8分4秒腕ひしぎ十字固め)石田慎也×
第6戦
12月29日 スポルティーバ 「土プロDX」 Sportiva Arena
×岩本煌史(10分3秒 片エビ固め)石田慎也○
※フィッシャーマンズバスター
詳しくはそれぞれの観戦記に記載していますが
石田の引きつけてから放つドロップキックや
岩本の高速払い腰(現:孤高の芸術)など
現在でも使っている技があります。
デビュー直後は石田のほうが試合ペースが速く
チームでらなど他団体での試合経験も多かったため
若干ですが戦績をはじめ内容もリードする
傾向が見られました。
次回は2013年の岩本煌史vs石田慎也を振り返ります。
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