2015年7月4日に、山形県で開催された
『ローカル線プロレス』を観戦しました。
長井地域まちおこし協力隊が主導で企画された、
電車内での試合と、長井駅前特設リングでの試合の
二部構成イベントでした。
電車内での試合は往復ハガキで応募し、当選した
50名のみが観戦できたのですが、幸運なことに
当たってしまいました。
山形駅からJR奥羽線米沢行きへ乗ります。
この山形鉄道フラワー長井線赤湯駅が今回の
プロレス列車の始発駅です。
路線図です。プロレス列車は赤湯~長井間を走ります。
この電車が今回の戦場です。
全席自由席のため、乗客それぞれが良さそうな
場所の当たりをつけて座っていきます。
三田キャスターが再びインタビューをしています。
代金を支払い、チケットと「プロレス列車」観戦者の
証明となるバッジを受け取りました。
アミ棚には各報道機関が設置したと思われる、
カメラが据え付けられていました。
パンチ田原リングアナによるルールです。
田原「踊り子さんには手を触れないでください」
出発です。のどかな風景が広がります。
そんなのどかさをかき消す、半裸のマスクマン、
半裸のCEO、顔のペイントを施した女性です。
出場選手たちは赤湯駅の次の駅、南陽市役所で乗車しました。
ディアナの井上レフェリーがメインレフェリーを
務め、その頭にはGoProが装着されていました。
これで撮影された映像が後日公開されるのが楽しみです。
ルールは一定時間ごとに選手が入場するランブル形式・
時間差バトルロイヤルです。
試合が開始し、気仙沼二郎、ザ・グレート・サスケが
入場しましたが闘うそぶりを全く見せず、席に座り
あたかも乗客のように振る舞います。
と思いきや、とつじょ闘いはじめるふたり。
イスが据え付けのため、凶器として使えないため
自らイスを持ち込むKen45°。
窓が閉め切られているので、試合がヒートアップすると
車内温度も上がる一方です。
さすがは大人げない大社長こと高木三四郎。
報道陣に向けアピールを欠かしません。
井上京子のスティンクフェイス。
つり革をつかむと反則負けとなるため、Ken45°は
高木の手をとってつかませようとしていました。
首4の字固めでの数珠つなぎ。
この後、逆エビ固めで裏返されていました。
ブレーンバスターの打ち合い。
どちらが競り勝っていたらどうなっていたのでしょう。
ひとり乗客に紛れ込むフジタ”Jr”ハヤト。
途中停車した駅のホームではいつもの日常が
流れていました。ちょうどホームに降りた
乗客が目を丸くしていました。
高木「チカンだー! チカンだー!」
吊り天井固め on 通路。
ハヤト「まだ? まだ?」
長井駅のひとつ前、南長井駅で時間切れ、終了です。
井上京子とフジタ”Jr”ハヤトのふたりが
残って優勝となりました。
この後、長井駅のリング上でも3試合が
行われました。
試合・イベントが終わり、長井駅から列車が出る際、
スタッフの方たちが笑顔で手を振って送り出してくれた
のは、良い試合を見られたことと同じくらい嬉しいこと
でした。
観戦記
たこ焼きマシン.com 「7/4 ローカル線プロレス」
外部リンク
ローカルプロレスラー図鑑ストア
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